2017/03/08   

就職活動・転職活動における「志望動機」の書き方・考え方

志望動機ってなんだろう?

キャリアカウンセリングをしていると、『志望動機が上手に書けない』という相談を多くの方から承ります。応募したい企業があるのに、志望動機がみつからない。そんな経験をもつ方も多いのではないでしょうか。なぜ、応募したい企業なのに志望動機が見つからないのか…その理由について知るために、改めて志望動機とはどんな意味を持ち、なぜ必要なのかを考えてみましょう。

 

そもそも「志望」って何?

「志」という字は「士」と「心」から出来ています。諸説ありますが、士とはもともと足の形で方向を指す字体です。つまり↑(矢印)です。ですから「志」とは、心の向かう方向とういうことになります。あなたが向かう方向はどっち?ということです。

では「望」とはどのような字なのでしょう。この字は、手の平を目の上にかざし、遠くの月を眺めている人の象形です。ですから「志望」とは、心の向かう先の先を眺める、あるいは遥か先の目標を見据えるという意味になります。

日本語で言う「志」とは

「志」は「こころざし」と読みます。意味は、相手のためや人のことを思う気持ちのことです。「おこころざしはありがたいのですが…」という表現がありますが、まさにこの意味で使われているのです。ですから、「お金持ちになりたい」「安定がほしい」という自分だけの幸福追求は「こころざし」とは呼びません。それはただの個人的な「願望」です。同様に「給料が高いから」「福利厚生が行き届いているから」「年間休日が120日以上あるので」も「こころざし」とは呼びません。これらはただの「条件」や「待遇」です。にもかかわらず、驚くほど多くの方が、願望・条件・待遇から離れることができず、志望動機がみつからないとこぼすのです。

 志望動機では何が問われているの?

ここまで見てきたように、言葉のなりたちで考えると、「志望」とは「こうありたい」という辞書的な意味を超えて、「人のためにどんな事がしたいのか(貢献)」ということにほかなりません。「自分の利益」ではないことがポイントです。そして動機という言葉がつくのは、「そう思う理由・意味」も含めて説明してほしいということです。 なぜ、採用の現場で【志望動機】が問われるのかというと、仕事の本質が、人の為に何かをしてあげることだからです。志望動機を書く際に大切なのは、「社会」にどのようになってほしいか、「人」に何を得てほしいか、という自分自身の視点や気持ちなのです。以上のことを意識して企業に伝わる志望動機を書いてほしいと思います。    

編集部コメント

「志望動機はなんですか?」

履歴書や面接で必ず聞かれる質問ですね。私も就職活動中は、志望動機を一社一社考えるのには苦労しました。「同じ業界だから、同じ志望動機でいいや」と使いまわしていた時期もあります。しかし、意味をきちんと理解したうえで志望動機を考え、アピールするようになってからは、人事担当者の顔つきが変わったように感じました。「どのように企業に・社会に貢献できるのか」を説明することは、企業に熱意を伝えられる一番のツールです。応募する一社一社に合った志望動機をつくるために、しごとセンターで一緒に考えてみませんか?

 


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