2017/03/08   

面接における「熱意」の伝え方

面接官から「やる気が見えない」、「熱意が伝わらない」と言われてしまった経験はありませんか?いったいどうすれば、面接でやる気や熱意を伝えることができるのでしょうか。グループワークの場で、「熱意を感じる著名人はだれか?」を話し合うと、様々な意見が出ます。

代表的な一人が、スポーツコメンテーターとして活躍する松岡修造さん。抑揚のある語り口調で、表情も豊か。身振りを交えながら話す姿には、確かに熱心さを感じます。メジャーリーガーのイチロー選手の名前もよく挙がります。理由は、信念を持ち挑戦し続けている姿に、野球に対する熱い思いを感じるから。誰のどこに熱意を感じるかは人それぞれですが、これらの代表的な回答に「伝わる熱意」のヒントがあるように思います。

面接前の「事前準備」を万全にすると、
不思議と「本気度」も伝わる

私たちは、スポーツ選手が試合で活躍する姿を見た時に、実際には目にしていないような「陰の努力」までをも察し、本番に賭ける「本気の覚悟」を感じとることがあります。就職活動も同様です。事前に、自己理解や業界研究・企業研究をしっかりと行うことで、本番の面接において、自分がその企業のどのようなところに魅力を感じ、入社後は何をしたいのか、「自分の思い」を具体的に伝えられるようになるのです。もちろん、面接は調べた知識をこと細かに披露するような場所ではありません。しかし、事前準備に裏付けされた自己PRや志望動機を話すことで、面接官は、あなたが面接に至るまでに費やした努力や本番に臨む「本気度」を感じ取ってくれるはずです。考えてみれば当たり前な話ですが、面接前の「事前準備」を万全にするだけで、そんなあなたの「本気度」も伝わるということを覚えておいてください。

目標に向かって「行動」していることをアピールする

次のABであれば、どちらの方がより強く、経理職への熱意を感じますか?

     A:「入社後はいちから経理の勉強をして頑張っていきたいです」

     B:「経理職に就くために、現在は2月の日商簿記試験2級合格を目指し、勉強しています」

Bを選ぶ方が多いのではないでしょうか。それは経理職に就くという目標に向かい、実際に行動しているからです。「そう言われても何もしてないし…」と思った方は、今からでも遅くありません。まずは就職に向けた小さな目標をひとつ定め、何か行動をしてみましょう。まだ成果がでていなくても構いません。大切なのは、目標に向かって行動できる自分、つまりは入社後も自ら努力し続けることができる自分であることを、相手に納得してもらうことです。 

話す内容にあった表情と抑揚

具体的な自己PRや志望動機を準備したら、それを相手に伝える必要があります。相手にどのように受け取ってほしいのかを考え、気持ちを乗せて話してみましょう。難しく考える必要はありません。普段の会話でも、「これは伝えたい!」と思うと自然と力が入りますし、楽しい話題では笑顔になりますよね。面接でも同じように「自分の思い」を伝えてください。ここでひとつ注意点。ひたすら大声で自分の主張をまくしたてる、相手の話が終わらないうちに話し始める…これでは、「熱い」ではなく「暑苦しい」になりかねません。相手の話に最後まで熱心に耳を傾けるということも大切です。面接は、一方的に自分の思いを相手に押し付ける場ではありません。相手を思いやり、気持ちの良いキャッチボールを心掛けてくださいね。

最後に

先に述べたグループワークの質問に対して、「熱意を感じる人、それは今日ここに参加している私たちです!」という回答をしてくれた方がいました。確かにその通り。参加する=課題を解決する・自信をつけるなど何らかの自分の目標を達成するための熱意ある行動ですよね。きっと皆さんも、就職活動を成功させたいという熱い思いをお持ちだと思います。その目標を達成するためにも、ぜひ東京しごとセンターにいらしてください。あなたの中にある「自分の思い」を、面接官にも伝わるような分かりやすい言葉に整理し、一緒に準備を整えて、一緒に叶えましょう。

編集者コメント

勝負の場にいくときに、自分が思う『その勝負に強い人になりきって挑むと良い』ということを耳にしたことがあります。上記のように「熱意を伝える」のであれば松岡修三さんになりきってみるのもいいかもしれません。もちろん面接の場に適した雰囲気である必要がありますが、論理的な話し方、強調したいキーワードの表現の仕方、表情や抑揚などご本人を観察して学んで、真似をしてみるのもいいかもしれませんね。


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