2017/07/21   

【WEB版_ビジネス力UP講座】入社1年目対象_基礎編3日目_報連相の基本

「東京しごとセンター」のヤングコーナーでは、採用・育成ご担当者、経営者向けの採用・育成ノウハウを学ぶセミナーや、若手社員向けに職場定着につなげるための講座等を随時開催しています。

今回は、若手社員の職場定着を目的とした「ビジネス力UP講座」のセミナーレポートです。社会人に必要なビジネスマナーやコミュニケーションスキルを向上させるために参考となるお役立ち情報が満載です。

●ビジネス力UP講座とは
都内中小企業等の入社3年以内の若手社員を対象に、社会人基礎力から仕事の応用力まで、段階的に力がつくプログラムを実施しています。若手社員の人材育成や、職場定着の一環として、ぜひ、ご活用ください。

ビジネス力UP講座 入社1年目の正社員対象
基礎編(全3日間):おさえておきたい基本ルール「ビジネスコミュニケーション&マナー編」
3日目:報連相の基本

3日目:報連相の基本

今回の講座は「報連相の基本」をテーマに実施しました。企業が新入社員に身に付けて欲しいスキルのひとつではないでしょうか。座学とグループワークを通じて、報連相の目的や上司への報告の仕方について学びました。

報連相の基本
1.報連相とは?
2.  報告、連絡、相談の目的
3.  報連相を上手く実践するためのポイント
4. すぐに使える報連相ツール

 

 

1.報連相とは?

報連相とは、報告・連絡・相談の略語のこと。仕事をスムーズに進めたりトラブルを避けるためにも、報連相は欠かせません。入社1年目の社員の場合は、上司や育成担当者と報連相によるコミュニケーションをしっかり取ることで、早期離職防止にもつながります。ビジネスコミュニケーションを円滑に進めるための必須スキルとして、しっかりと教育していきましょう。

2.報告、連絡、相談の目的

入社1年目の社員に理解してほしい、報連相の目的を紹介します。まずは、自らのアクションが必要となる報告をきちんと実践できるように伝えましょう。

報告:ある任務を与えられたものが、依頼者となる上司や先輩に対して経過や結果等を伝えること。
連絡:自分の得た情報(事実・決定した事等)を関係者に正確に伝えて情報共有すること。
相談:疑問点や問題点を自分で解決するために判断に迷った時、上司や先輩などに相談しアドバイスを得る。

3.報連相を上手く実践するためのポイント

せっかく報連相の目的を理解しても、相手に正しい情報が伝わっていないと意味がありません。報連相を上手く実践するためのポイントを紹介します。

 ●タイミング
あらかじめ指示をされている報告は、自ら進んで報告しましょう。上司への相談は、上司のスケジュールを確認してから行うことがベストですが、トラブルや緊急事態が発生した時は、できるだけ速やかに、報告・連絡する必要があります。遅くなれば、事態が悪化する可能性があります。

 ●伝え方
伝えたい内容を整理して、ホールパート法を用いることをおすすめします。ポールパート法とは、伝えたい結論(Whole)から話し、それについての詳細(Part)を説明し、最後にもう一度結論(Whole)に戻って話しを伝えるという方法です。話を受ける側は、最初に結論が分かるため、全体像を理解しやすくなります。
その他、伝え方の注意点として、あいまいな情報を伝えると、報告や連絡を受ける側が正確な判断ができません。自分の憶測と事実をわけて、正確な情報を伝えることを心掛ける必要があります。

4.すぐに使える報連相ツール

 

明日から使える報連相を円滑にする方法をお伝えします。是非、活用してください。

●報告:ミスやトラブルは早めに連絡しましょう。

「~の件について報告いたします」
「○日に納品予定の製品がまだ完成しません。このままでは、納期に遅れる可能性があります。どのような対応が必要でしょうか?」

 ●連絡:事実を完結に連絡しましょう。

「打合せが長引いたため、帰社時間が○時○分に遅れます」
「体調不良のため、本日はお休みをさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします」

 ●相談:タイミングを見計らって、話しかけましょう。

「お時間のあるときで構いませんので、相談に乗っていただけないでしょうか?」
「急ぎでの確認事項がありますので、○時までに○分程度、相談に乗っていただけないでしょうか?」

育成担当者に伝授します! 教え方のポイント

上記で述べた通り、報連相はビジネスコミュニケーションの基本です。入社後1ヵ月以内に身に付けると、その後の業務はもちろん人間関係の構築がスムーズになります。報連相の中でも、まずは「報告」を徹底することがポイントです。自発的に報告ができると、連絡や相談もスムーズにできるようになるからです。勤怠連絡等がきちんとできているか、といったことをこまめにチェックし習慣化できるようトレーニングしていきましょう。

【講師】齋藤 ただし 氏
米国CCE, Inc.認定GCDF-Japanキャリアカウンセラー
未就職者および就労者向けに講義・講演の講師、研修プログラム作成、
キャリアカウンセリングといった状況に合わせた形での⽀援事業を⾏う。
専⾨分野は、気づき気づかせ、⾏動に繋げる講座進⾏。
独⾃講座スタイルは、「本⼼への投げかけによる⾃⼰認識と⾏動変容への導き」