「企業の採用面接はいよいよ明日。模擬面接もやって受け答えも言えるようになったし、これで大丈夫。」

ちょっと待った!!

こちらのコラムでは、面接の前日までにやっておくべき6つのことをご紹介します。
ぜひ以下のことができているか、忘れていないかチェックしてみてください。
これらをやっておくだけでも面接本番での印象や評価がワンランク・アップするかも知れません。

靴を磨いておく

忘れがちなのが、面接の当日履いていく靴を磨いておくこと。スーツやネクタイ等の服装がきちんとしていても、靴にホコリや汚れがあると意外と目立ちます。細部まで身だしなみが行き届いているかを、面接官はチェックしています。前日までに靴をピカピカにしてきましょう。

応募書類を再度読み込む

企業に応募書類を郵送・提出してから時間が経ってしまっている場合、面接本番で細かい質問をされるとその場で思い出せず、慌てることがあります。応募書類をもう一度読み込んで、自分が何を書いたのか、作成した内容から詳細な説明までを隅々まで確認し、具体的な事項を求められたらどう答えるのか「シミュレーション」をして本番に臨むことで、より落ち着いて話をすることができるようになり、印象度もアップします。

面接の企業サイトを閲覧する

「弊社のサイトをご覧になりましたか?」「サイトをご覧になった感想をお話しください」こういった質問には、実際に企業サイトを見ていないと答えられません。じっくり時間をかけてサイトを読み込み、その企業の特徴、共感できること、入社後にやってみたいこと、質問事項等を考えてみましょう。

面接の本番では、「御社のサイトを拝見していて・・・」という言葉から始まる感想、質問をきちんと話すと「ちゃんとうちの会社の企業研究をしてこの場に臨んでいるんだな」と面接官の評価が上がるかもしれません。

面接官への質問を考える

「何か質問はありますか?」面接の最後に尋ねられることが多いこの問いに対して、複数の質問事項をあらかじめ考えておきましょう。会社案内、企業サイト、求人票、説明会での説明などから、何を質問したらよいのかをメモしておき、面接の直前に見直し、確認すると効果的です。

入退室の練習をする

面接官に最初に自分の良いイメージを持ってもらうことはとても大切。特に入室から着席までの立ち居振る舞いとお辞儀・挨拶は、事前に練習して意識しなくてもできるようにしておきましょう。

入室~挨拶~着席までがスムーズにいけば、自分自身も落ち着きます。
そして、退室の練習も忘れずに。面接官は貴方がドアを閉めるまで見届けています。

また、自身が面接の部屋・ブースに先に通されて、後から面接官が入ってくるパターンもよくあります。
そのような場合にもしっかりとした対応が行えるよう、きちんと立ち上がり、挨拶・お辞儀・着席をする練習も怠らないでくださいね。

面接の日時、会場へのアクセスを確認する

面接が行われる日時や場所に間違いはないか、会場まではどの交通経路をたどっていくのか、最寄り駅からどのくらい歩くのかを必ず前日に確認しましょう。

できれば当日多少の交通機関の遅延やアクシデントが起こっても、余裕をもって対応できるように、会場には面接開始時間の30分前に到着するようスケジュールを組んでおいてください。

当日早めに到着した場合でも、近くのコーヒーショップやビルの一階のフロアーで、面接本番で何を話すのか、ゆっくりと最終確認をすることもできますから。

まとめ

面接の前日までにやっておくべき6つのこと

(1)靴を磨いておく
(2)応募書類を再度読み込む
(3)面接の企業サイトを閲覧する
(4)面接官への質問を考える
(5)入退室の練習をする
(6)面接の日時、会場へのアクセスを確認する

いかがでしたか?「備えあれば憂いなし」、これら6つの準備を怠らず、万全を期して本番に臨んでください。
もしも、応募書類の書き方、面接で何を答えるのかを具体的に知りたい方は、ぜひ東京しごとセンター・ヤングコーナーへおいでください。就活全般に関して、無料でカウンセリング・各種セミナーが受けられ、短期間で就活力をアップすることができますよ。お待ちしております。

編集部のコメント

今回のコラムでは、就職活動や転職活動の面接対策について、前日までに実施しておくべき準備のことを、東京しごとセンターのアドバイザーに解説してもらいました。

就職活動や転職活動は、過密なスケジュールになってしまうことも多く、今回のコラムのようにチェックリストになっているとしっかりと準備が行えますね。良かったらお友だちにも紹介して差し上げてください。