就活において欠かせない書類の1つである「履歴書」。
ここでは、履歴書を作成する際に迷いがちなポイントをまとめて解説します。
あらかじめ目を通しておけば、迷わずに安心して作成できるはずです。

履歴書は事実を間違いなく、わかりやすく書くことが大事

履歴書は、企業側が応募者の基本的な情報を確認・把握するために必要な書類です。そこで得た情報をもとに選考を進め、自社に合う人材かどうかを判断していきます。
また、採用となった場合はその履歴書の情報をもとに必要書類を作成していくため、正確な情報が記載されている必要があります。よって応募者には、事実を間違いなく、フォーマットに合わせてわかりやすく記載することが求められます。
項目に沿って書けばいい書類なので、難しく考える必要はありませんが、それでも迷いやすい部分はあります。さっそく解説していきましょう。


履歴書の作成で「間違いやすい8つのこと」

履歴書のイラスト

●履歴書はパソコンで作成しないとダメ?

最近はパソコンで作成するのが一般的になりつつありますが、企業が指定していない場合は、市販の用紙に手書きで作成しても構いません。
ただし、パソコンのスキルが欠かせない仕事であれば、スキルがあることを伝えられますので、パソコンでの作成にチャレンジしてみてもいいでしょう。

●履歴書のサイズはB5版?それともA4版?

企業がサイズを指定していない場合はどちらでも構いません。一緒に提出することが多い職務経歴書やエントリーシートはA4版で作成することが多いため、履歴書も同じサイズで揃えるのが無難かもしれません。
A4版の方が紙の面積が大きいことから、書ける情報量も当然多くなります。アピールしたい(伝えたい)ことがたくさんある場合や、職歴や学歴が多い人はA4版を選んでみてください。

●記載する「日付」はいつにすればいい?

履歴書を面接に持参する場合は、「持参する日」を記入します。郵送する場合は「投函した日」を、メールで送る場合は「送信する日」を記入しておけば問題ありません。
気をつけたいのが、履歴書内の全ての日付や年月を西暦と和暦のどちらかで統一すること。日付を西暦で書くのであれば、学歴や職歴、免許・資格の欄も西暦で記入しましょう。

●学歴はどこからどこまでを書けばいい?

学歴は「中学の卒業」から書くのが一般的です。その後は時系列に沿って、通った学校の入学と卒業を記入していきます。中退した場合も「中退」と書くこと。
正式名称を書く必要があるため、高校と省略せずに「高等学校」と記入しましょう。また、大学院の場合は卒業ではなく「修了」となるので注意が必要です。

●職歴がある場合の注意点は?

企業名や部署名は省略せず、正式名称を記入します。退職理由については具体的に書かず、自己都合の場合は「一身上の都合により退職」、会社都合の場合は「会社都合により退職」とだけ記入しましょう。
なお、社会人になってから学校に通った場合は、時系列の通りに学歴欄に記入しましょう。

●免許・資格欄を書く際に気をつけることは?

履歴書に書く免許や資格は、入社後の仕事に関連するものだけで構いません。業務に関係ない資格をたくさん並べて書く必要はありません。
もし書ける資格が何もない場合は「特になし」と書きましょう。空欄のままだと書き忘れたと判断されてしまうからです。勉強中の資格がある場合は、「○○資格の取得を目指し勉強中」「○○試験を○年○月に受験予定」などと書くといいでしょう。

●本人希望欄に書いていいこと・ダメなこと

希望欄だからといって、何でも希望を自由に書いていいわけではありません。この欄は「事前に企業側に伝えておかないと、入社後にお互いが困ること」のみを書きましょう。
例えば、家族の介護や子育てなどで勤務時間に制限があったり、現職の都合などで入社可能な時期に制約がある場合など、「この条件でないと働き始めることができない」ことを記入します。その他、勤務地などが選択できる場合は、希望があればここに書いてもいいでしょう。
絶対にNGなのが、給与や待遇面に関する要望。「自分の都合ばかり考える人」というネガティブな印象を与えてしまいます。そうした要望については、面接が進んでいく過程で相談するのがいいでしょう。

●通勤時間はどう書けばいいの?

出社を前提とする場合、通勤時間は毎日のことなので採用担当者も非常に気にします。記入する場合は、「自宅から会社までの片道の所要時間」を書きましょう。
なお、保育園に子供を預けてから出社する場合は、その時間は含みません。複数のルートがある場合は、最短のものを書くこと。遅延などの予期せぬ事態を加味して長めの時間を書く必要はありません。


まとめ

履歴書は、正しい情報をわかりやすく書くことが大事です。入社後にお互い困ることがないよう、きちんとした情報を応募先企業に伝えるようにしてください。
履歴書は難しい書類ではありません。だからこそ、ちゃんと書けていないとそれだけで採用担当者にネガティブな印象を与えてしまうことがあります。そういう意味でも、気を抜いてはいけない書類ともいえます。
採用担当者によっては、履歴書から応募者の資質や人柄を判断することがあります。書き方が乱雑だったり、誤字脱字があまりにも多い場合は、採用担当者も「この人に仕事を任せて大丈夫だろうか?」と不安に思うはずです。
できるだけマイナスな印象を与えないよう、丁寧な字で、読み手に伝わりやすい書類作成を意識してくださいね。