初めての就職活動では、何から始めたらいいのか分からず、不安も多いと思います。
転職活動は初めて、もしくは久しぶりという人も、どうやって進めていけばいいのか悩みますよね。

大事なのは「就職・転職活動の流れ」を知っておくこと。そうすれば「この先にやるべきこと」がイメージでき、自信を持って前に進めていけるはずです。


就活の流れ

まずは、就活の流れについて、全体像をつかんでおきましょう。やることは大きく分けると次の5つになります。順番に説明します。

  1. 自己分析
    まずやらないといけないのが「自分を知ること」です。自分のやりたいこと、得意なこと、働くことを通じて実現したいことなどを最初にしっかり考えて整理しておくことで、就活の目的が明確になり、進めやすくなります。

    自己分析方法について詳しくはこちら >

  2. 仕事について情報収集
    自分のやりたいことが見えてきたら、次はどんな仕事があるか、業界や職種についての情報収集を進めていきましょう。さらに、具体的にどんな会社が自分に合いそうか、企業研究も進めていきましょう。

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  3. 応募書類の作成
    働いてみたい会社が見つかったら、次は応募に向けた準備です。必要となるエントリーシート(転職活動の場合は職務経歴書)や履歴書などの応募書類を作成していきます。自己分析をもとに、「自己PR」や「志望動機」をわかりやすく伝える努力をしましょう。

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  4. 面接対策
    企業へのエントリーが済んだら、筆記試験の準備と面接対策を行います。最近はオンライン面接を実施する企業も増えていますし、個人面接や集団面接など方法も様々です。いずれにしても企業に直接思いを伝えられる貴重な場ですから、模擬面接などを繰り返し行ってしっかり準備しておきましょう。

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  5. 内定
    企業があなたを社員として迎える意思がある場合、内定が伝えられ、卒業後の仕事が保証されることになります。これで就職活動は終了です。

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スケジュールのポイント

就活スケジュールを考える際に、絶対に押さえておかなくてはいけないポイントがあります。それは、企業へのエントリーが「3月」に開始することです。つまり、3月までに応募したい企業をできるだけ具体的にしておき、すぐにエントリーができるように準備を進めておかないと遅れをとることになります。

また、国の方針で選考は「6月」からとなっていますが、採用活動をオンラインで進める企業が増えていたり、企業が求める学生を採用するために、準大手企業や中堅中小企業の中には少し前倒しで選考を進めるところもあるようです。

いずれにしても、できるだけ早いうちにスタートしておけば、余裕を持って準備が進められます。就活に充てられる時間が増えれば、その分、色々なことを調べられますし、それは自分の可能性を広げていくことにもつながります。また、就活で失敗してしまう人にありがちな「時間がなくて焦ってしまう」というようなことも避けられるのです。

なお、転職活動の場合は、企業は常時募集をしているため、決まったスケジュールはありません。ただ、常に募集しているとは限りませんので、気になった企業があった時は、タイミングを逃さないようにしましょう。

就活を上手に進めるには

自己分析や企業研究は、インターネットや本などを活用して進めることもできますが、東京しごとセンターヤングコーナーでも開催している各種講座やセミナーなどの「就活イベント」に参加すれば、より深く、網羅的に情報を得ることができるでしょう。

また、企業が開催する就業体験の場である「インターンシップ」に参加したり、積極的にOB・OG訪問を行ったり、企業説明会に参加すれば、リアルな情報を得ることができ、応募書類の作成や面接対策にも役立ちます。

東京しごとセンターヤングコーナーでは、一度にたくさんの企業と交流できる合同企業説明会や、就活に役立つ様々なセミナー・イベントを実施しています。また、企業側の視点も持ち合わせている経験豊富なアドバイザーによる個別カウンセリングも無料で受けることもできます。

就活に役立つ様々な情報が得られますので、ぜひ一度、東京しごとセンターヤングコーナーに足を運んでみてくださいね。