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はじめての就活は、不安なことがいっぱい
東京しごとセンターにご来所いただいた方々のお話をお聞きしていると、就活に関するさまざまな「不安の声」を耳にします。
- 「仕事が決まるだろうか」
- 「どのような仕事が合うのかわからない」
- 「ブラック企業だったらどうしよう」
- 「入社しても仕事を続けられるか」
- 「この会社に決めて本当に大丈夫だろうか」 等々
はじめての就活はわからないことばかりです。
いろいろなことを聞けば聞くほど、不安は膨らんでいくことでしょう。
転職・再就職の場合でも「不安」はつきもの
不安を抱えるのは、はじめての就活の時だけではありません。
離職して再就職や転職を目指す場合にも、多くの不安がつきまといます。
- 「学生時代の就活が上手くいかなかった」
- 「入社したけどすぐに辞めざるを得なかった…」
- 「また同じかも…」
チャレンジをして知識や経験を得てきているからこそ、より一層のこと不安が募っていくのでしょう。
将来が見えない!分からない! 不安の原因はたったそれだけ
ずばり、不安というのは「将来」に対して感じるものです。
また、自分の将来が見えていないことや、確証が持てないという「現在の状況」に対して不安を感じるようです。
でも考えてみてください。
明日やその先の将来のことは誰にもわからず、どんな方であっても確証することはできません。
先が見えないことは、当たり前なのです。“私だけ”ではありません。
不安は行動で自信に変えられる
自分の将来が見えてこないことが不安。先のことが分からないことが不安。
しかし、行動することによって、知識や経験を補ったり、将来のことを見据えたりすることは可能です。「仕事が決まる」、「合う仕事がわかる」、「仕事を続けられる」というのも、今よりも先の将来の話であり、本当に今考えている状況になるかどうかは、今からその将来までの間で、どのように行動するかによって決まるものなのです。
つまり、自分自身の将来をしっかりと見据えて、根気よく活動した方に内定が出ます。
未経験で、わからないのは当たり前です。見えないことに対して、自分としての見解や見通しをつけながら繰り返し行動していくことで、道は切り開かれていきます。将来とは、これからの自分自身がつくっていくものなのです。
そして、行動をしなければ、その状況は変わらず、不安の状態が続くだけなのです。
就活の不安が軽減される3つの習慣
1.まずは行動すること
自分の目で、耳で、そして肌感覚で確かめる習慣をつけましょう。
自らが経験することで、何かがわかり、気付き、そして行動の結果次第で、自分が次に何をすべきなのかがわかります。
2.人と比較することを辞めること
比較すべきは「他人」ではなく、行動する以前の「自分自身」です。
今日まで就職活動を進めてきている中で、以前に比べて出来るようになったことや、以前よりも分かるようになったことなども皆さんきっと多いのではないでしょうか?
出来るようになったことや、分かるようになったことが増えたのは、成長をした証です。そういう実感や体験をたくさん集めましょう。自分の成長や変化をしっかり認識すると、確実に前に進んだことを実感し、自分への自信につながり、不安は軽減します。
3.周囲の力も借りること
先が見えないものと向き合うことはとても大変ですが、人に話すとそれだけで気持ちが楽になります。そして、人に話をすることで、自分が何を考えているのかが明確になります。誰かが自分の就活について一緒に悩み、考えてくれるのは力強いものです。
東京しごとセンターでは、私たち就職支援アドバイザーが就活に関するアドバイスや、履歴書添削、面接対策などの支援を行っています。ぜひ、その第一歩を踏み出し、東京しごとセンターにお越しください。私たち就職支援アドバイザーと一緒に不安に向き合い、乗り越え、自分に合った仕事を見つけましょう。
編集部コメント
今回は不安に打ち勝つためのコツを就職支援アドバイザーに解説してもらいました。
誰しも苦手・嫌なことは避けて通りたいものですが、まずは「行動」しないと始まらないというのはその通りですね。
スタートは人それぞれ異なりますし、「行動」に大きいも小さいもありません。
例えば、誰かに相談してみる、ノートに自己分析を書いてみる、セミナーに参加してみる 等…
このコラムが何か自分らしい一歩を踏み出す〝きっかけ″になるといいですね。