就職活動を始めようと思っても、やることが沢山あり何から始めてよいか分からず頭を悩ませている方はいませんか?
自己分析や企業研究も大切ですが、忘れてはならないのが企業説明会や面接などで着用する「リクルートスーツ」の準備。リクルートスーツがないと就職活動は始まらないということです。就職活動に足踏みしている方、まずはリクルートスーツを準備するところから始めてはいかがでしょうか。
本記事では、リクルートスーツを選ぶときのポイントについてご紹介したいと思います。
目次
就活用のリクルートスーツはどこで準備する?
今やインターネットでなんでも簡単に物が買える時代です。リクルートスーツもインターネット通販でたくさん販売されています。しかし実物を見ずに購入すると色味や質感が思ったものと違ったり、サイズが合わなかったりと失敗するリスクも高いので注意が必要です。リクルートスーツはお店(量販店)で準備することをおすすめします。
お店に行ったら必ず試着をしましょう!
お店に行ったら必ず試着をしましょう。中には試着がとても苦手という方もいますが、試着をしないでサイズを選んでしまうと、袖が長かったり、スーツが少し窮屈だったりと、自分の身体に合わない場合があります。そうなると面接の場で素晴らしい自己PRや志望理由を言っても好印象を与えられない可能性があります。面接官は意外と身だしなみを見ているのでとても勿体ないですよね。
スーツを選ぶときは試着をして、知識豊富な店員さんと相談しアドバイスをもらいましょう。
これだけは押さえたいスーツ選びの基本ポイント
就職活動の身だしなみ三要素と言われているのが「清潔感」、「健康的」、「機能的」です。スーツ選びも、この三要素を意識しましょう。高価なスーツを着たら良いと考えている方もいますが、高ければ良いというものではありません。ここでは選ぶ基準として押さえておきたい基本ポイントをご紹介します。
色は定番の黒・濃紺・ダークグレーが安心
リクルートスーツの色は黒・濃紺・ダークグレーであれば間違いはないでしょう。黒色は落ち着いた印象、濃紺は知的な印象、ダークグレーは明るく健康的な印象を与えると言われています。明るい色のスーツは就職活動においては不向きなので避けるのが無難です。
柄は冒険しないで無地が無難
ビジネススーツであればオシャレなストライプが入ったものなど爽やかな印象がありますが、リクルートスーツではデザインがほどこされているものではなく無地が無難です。ファッションに拘りのある方なら少し冒険をしてみたくなるかもしれませんが、就職活動中はその拘りは抑える必要があります。
ジャストサイズのスーツを選ぼう
リクルートスーツはゆとりがありすぎても、ぴったりしすぎても良くありません。ジャストサイズのスーツを選びましょう。ここでは具体的なジャストサイズのチェックポイントを男女別にご紹介しますので、確認してみてください。
男性の場合
一般的に「袖口のバランス」、「裾の丈」、「肩幅と着丈」などがポイントと言われており、これらを踏まえながら、店員さんにも相談してみましょう。
1.袖口のバランス | ジャケットのサイズはシャツの袖口がジャケットの袖口から1cm~1.5cmくらい出るようなものを選びましょう。 |
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2.裾の丈 | 長すぎず短すぎない丈に調節しましょう。必ず試着をして必要であれば丈を調節してもらいましょう。 |
3.肩幅と着丈 | 背中にシワが出ないサイズを選びましょう。また着丈はお尻が3分の2隠れる丈が好印象です。 |
女性の場合
女性の場合は、「袖口のバランス」、「スカート丈」、「肩幅、バストまわり」の3つをチェックしましょう。
1.袖口のバランス | 男性がシャツを少し見せるのに対して女性はブラウスが袖口から見えないサイズのジャケットを選びましょう。 |
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2.スカート丈 | 試着の際は座った状態も確認しましょう。座った時にスカートの裾がひざ上10センチ程度になるような丈を選びましょう。 |
3.肩幅、バスト周り | 肩幅は男性と同じで背中がシワにならないサイズを選びましょう。またバスト周りはボタンを全部留めた時前後にシワがよらないのがジャストサイズです。 |
スーツを準備した後に気をつけたいポイント
新調したてのリクルートスーツも就職活動を続けているうちにくたびれてきます。くたびれたスーツは、清潔感などの見た目の印象にも大きく影響するので、しっかりとケアをする必要があります。ここではリクルートスーツを準備した後に気をつけたいポイントをご紹介します。
「センターベント」の縫い糸は必ずとりましょう!
「センターベント」とは、ジャケットの背面に一本切れ込みの入った部分で、新品のジャケットはこのセンターベントに糸が縫われています。この糸を取り忘れてそのまま着用している就活生がいますが、センターベントの糸は取るものなので、忘れずに取りましょう。
シワ・汚れ
家に帰ったら、シワにならないようにすぐにハンガーにかけ、定期的にアイロンがけを行いましょう。またスーツに汚れが無いかこまめに確認をし、簡単にとれる汚れはブラシなどで取るようにしましょう。自宅でのケアがむずかしい場合は、クリーニングに出しましょう。
臭い
意外と自分では気がつかないのが臭いです。就職活動中は様々な場所に行くのでいろんな臭いがスーツにつきます。こまめに消臭スプレーをかける、陰干しをするなどして対策しましょう。
万が一に備えて二着以上あると安心
万が一に備えリクルートスーツは二着あると良いでしょう。採用担当者は就活生の清潔感も見ていますが、同じスーツで就職活動を行うと汚れやシワになる頻度が高くなります。また、自宅では取り除くのがむずかしい汚れが付着してしまうことも起こりえます。必ずしも必要ではないですが、リクルートスーツは二着以上持っていると一着をクリーニングに出しても予備があるので安心です。
この記事のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した、リクルートスーツを選ぶ時のポイントは下記の通りです。
- ネット通販ではなくお店で選ぶ
- 必ず試着する
- 色は黒・濃紺・ダークグレー、柄は無地が無難
- ジャストサイズのスーツを選ぶ
- 「センターベント」の縫い糸、シワ・汚れ、臭いに注意
- 万が一に備えて二着以上あると安心
これらのポイントをおさえて、ぜひリクルートスーツ選びにお役立て下さい。